【サイコ×パスト】猟奇殺人事件の被害者の意識に潜入して捜査する新感覚ホラー!

サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査 サスペンス

「切子」や「ハカイジュウ」など、人間の心の闇を容赦なく描く作品で読者を震撼させてきた漫画家、本田真吾先生。

そんな本田先生が新たに世に送り出した問題作「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」。秋田書店の月刊少年漫画雑誌「別冊少年チャンピオン」で2022年1月号から連載中のクライムサスペンス漫画です。

「過去に戻って事件を解決する」というタイムリープものは数多く存在しますが、本作は被害者の視点で事件を追体験していくという斬新な設定が大きな話題を呼んでいます。

今回は、そんな「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の内容、あらすじ、魅力を徹底解説!

作品の魅力に迫りつつ、読者の方へのおすすめポイントも紹介します。

「サイコ×パスト」の魅力を徹底解剖!

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」には、他の作品にはない独特の魅力がたくさん詰まっています。

①被害者の視点で事件を追体験できる

この作品最大の魅力は、なんといっても被害者の意識に潜入し、事件を“内側”から追体験できるという点でしょう。

読者は主人公・五代を通して、被害者が事件に巻き込まれていく恐怖や絶望、そして死の恐怖をリアルに感じることができます。

「もしも自分が被害者だったら…」 そう考えると、背筋が凍るような思いがしますよね…。

②個性豊かなキャラクター

主人公の五代一哲は、犯人に対しては容赦ない暴力で制圧するものの、被害者やその家族に対しては深い思いやりを持つ熱い刑事です。 特に妹と同じ年頃の女性が被害に遭った事件では、激しい怒りを感じてしまうことも…。

なぜなら、五代自身も過去にシリアルキラーによって妹以外の家族を殺害されているという悲しい過去を持つ人物だからです。

一方、上司の飛高紫苑(ひだか しおん)は、飄々とした雰囲気で掴みどころのない人物。3五代とは対照的な性格で、犯罪心理に興味を持つなど、どこか危うさを感じさせます。

正反対の性格を持つ2人のやり取りも、この作品の見どころの一つです。

③スピーディーな展開

「サイコ×パスト」は、テンポの良さも魅力です。

次々と事件が起こり、五代は様々な時代、様々な人物の意識に潜入していきます。 読者は、息つく暇もなく物語に引き込まれていくことでしょう。

④グロテスクな描写

本田先生の作品の特徴であるグロテスクな描写も健在です。

殺人現場や被害者の遺体など、目を背けたくなるような描写も少なくありません。 しかし、それらの描写があるからこそ、事件の悲惨さや犯人の異常性がより際立ち、読者に強い印象を残す作品となっています。

⑤ホラー・サスペンス・クライムの融合

「サイコ×パスト」は、ホラー、サスペンス、クライムという3つのジャンルが見事に融合した作品です。

殺人鬼たちの恐ろしい犯行や被害者の恐怖を描くホラー要素、事件の真相が徐々に明らかになっていくサスペンス要素、そして五代が事件を解決していくクライム要素。 これらの要素が複雑に絡み合い、読者を飽きさせないストーリー展開を生み出しています。

あらすじ

物語は、熱血刑事・五代一哲が、妹と同じ年頃の女性が被害に遭った事件で犯人への過剰暴力を行使したことにより、捜査一課から捜査第五課へ異動を命じられるところから始まります。

新たに上司となった課長の飛高紫苑は、なんと超能力捜査官!

飛高の能力によって、五代は被害者の意識と入れ替わり過去へと遡り、連続殺人事件を未然に防ぐという特殊な任務に就くことになります。

最初の任務は「兵庫・乳房切除連続殺人事件」。 半信半疑ながらも被害者の女子高生・村上ハルカの意識に潜入した五代は、そこで恐ろしい殺人鬼・伊崎良信と対峙することに…。

殺人鬼たちの恐怖

この作品に登場する殺人鬼たちは、いずれも強烈な個性と残虐性を持っています。

実在の事件をモチーフにした殺人鬼たち

「サイコ×パスト」には、実在の事件をモチーフにした殺人鬼たちが数多く登場します。

例えば、第一話に登場する伊崎良信は、殺害した女性の乳房を切り取り、マスクやベストに加工するという猟奇的な犯行で、「和製エドワードゲイン」とも呼ばれています。これは、アメリカの殺人鬼エド・ゲインをモデルにしたと考えられます。

伊崎良信 サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査

他にも、病院内で50人以上の患者を殺害した看護師・舞城静華は、実際に起きた「大口病院連続点滴中毒死事件」を彷彿とさせます。

また、2家族9人を監禁し殺害した幸坂は、北九州監禁殺人事件をモチーフにしているのかもしれません。

祝波島41人殺し

2004年に絶海の孤島で発生した「祝波島41人殺し」。この事件の犯人・軍場は元自衛官で、村八分が原因で島民41人を惨殺したとされています。

五代は被害者の女子大生・麻紗の意識に潜入し、この未曽有の惨劇を阻止しようとしますが…。

未解決事件「大田区一家殺人事件」

1996年に大田区で発生した一家4人殺害事件。 この事件は未解決のままですが、五代は被害家族の次女(6歳)の意識に潜入し、事件の真相に迫ります。

読者の反応は?

Amazonなどのレビューサイトでは、「サイコ×パスト」はストーリーや作画、キャラクター描写が高く評価されています。

  • 「ストーリーが良く、しっかりした良い漫画」
  • 「絵が上手い」
  • 「登場人物に深みがある」
  • 「次の展開を期待させる作風」

作者・本田真吾先生について

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の作者である本田真吾先生は、「ハカイジュウ」や「切子」など、数々のヒット作を生み出してきた人気漫画家です。

グロテスクな描写や衝撃的な展開を得意とし、人間の心の闇を鋭く描く作品で、多くのファンを獲得しています。

まとめ

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」は、斬新な設定とスピーディーな展開、そしてグロテスクな描写が魅力のクライムサスペンス漫画です。

「被害者の視点から事件を追体験できる」という他に類を見ない設定は、読者に新たな読書体験を提供してくれるでしょう。

しかし、過去に戻って殺人事件を未然に防ぐという行為は、本当に正しいのでしょうか?五代の行動が、未来にどのような影響を与えるのか、倫理的な観点からも考えさせられる作品です。

また、本作は本田真吾先生の特徴であるグロテスクな描写が存分に発揮されており、人間の心の闇や狂気をまざまざと見せつけられます。

読者へのメッセージ

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」は、決して万人受けする作品ではありません。 しかし、グロテスクな描写に抵抗がない方であれば、きっとこの作品の面白さにハマってしまうはずです。

事件の真相、そして飛高の目的とは? ぜひ、あなた自身の目で確かめてみてください!

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